Here is the speech I spoke tonight at our farewell party (Thank you Mr. Koyama for translating my speech!):
こんばんは。
ちょうど2年前、私はここで皆さんに着任のご挨拶をしました。
そのとき、私は不安な気持ちもありましたが、同時にワクワクした気持ちでもありました。
日本語はほとんどわからず、わずか10程度の単語しか知りませんでした。
当初私は、どのような二年間を送ることになるのか想像できませんでしたが、西興部村での生活をとても楽しみにしていました。
今私は、再び皆さんにご挨拶するため、ここに立っています。
私の日本語はほとんど上達しませんでしたが、村の方々と幾らかコミュニケーションがとれるようになりました。
2年前同様、私は今、不安とワクワク両方の心境ですが、今回はそれに寂しさも加わっています。
気持ちがワクワクしている理由は、もうすぐアメリカにいる家族や親戚に再会できるからです。
アーロンと私は、再びテキサスで暮らすことをとても楽しみにしています。
息子のリッジとホルトはこの2年で大きく成長したので、アメリカにいる家族が彼らに会っても、どこの子なのかすぐにはわからないのでは、と思うこともあります。
私がここに来た時、二年間はとても長い時間だと思っていましたが、実際には驚くほど短い時間でした。
西興部村での生活は、私たち家族にとって掛け替えのない素晴らしい体験でした。

その生活もあっという間に終わってしまい、私たちは寂しい気持ちでいっぱいです。
私たち家族をあたたかく受け入れ、そして親切にしていただいた西興部村の皆さんに、心から感謝しています。
私たちはここでたくさんの友人を作りましたが、お別れしなくてはならないのが残念です。
私は、村の子供たちが成長し大人になってゆく姿を、そばで見ることができました。
そしてその子供たちに英語を教えることができて、とても幸せでした。
私は子供たちひとりひとりのことを、しっかりと心に刻んで帰国したいと思います。
私は、西興部村で多くのことを学びました。
箸の使い方、お茶の入れ方、そして車を運転するときは左側を走ることなどです。
他にも、二次会、焼酎、そしてカラオケについても知ることができました。
また、地域で暮らす人々が互いに協力しあうことの大切さを学んだことは、私にとって大変貴重な経験でした。
私は、西興部村がひとつの大きな家族であると思っており、アメリカに帰った後、村のことを懐かしく感じることでしょう。
私が学んだことで最も大切なことは、友人関係を築く上で、言葉の違いは大きな障壁ではないということです。
私は教師として来村しましたが、同時に私は生徒でもあったのです。
すでにご存知の方もいると思いますが、私たち家族はもうジュノーには戻りません。
私たちの両親や親戚はテキサス州で暮らしており、私たちもそこへ引っ越すことにしたのです。
ジュノーはとても美しい町ですが、私の息子たちが祖父母に会いに行くにはちょっと遠すぎるのです。
両親や親戚のそばへ引っ越すには、今が良いタイミングであると考えました。
テキサスは大きな州で広々としていますが、そこに暮らす人々の性格も大変おおらかです。
よかったら、私たちの暮らすテキサスに遊びに来てください。
私は心からそう願っています。
私たちの家にも遠慮せず泊まって下さい。
皆さんのおかげで、西興部村での生活は、私たち家族にとって掛け替えのない思い出となりました。
皆さんには心から感謝いたします。
私たちは、西興部村のことを一生忘れません。
If you want to look at the English, please click here. English Speech
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